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日本三大山城・岩村城跡と女城主の城下町—岐阜県恵那市で六段の高石垣に出会う旅

2025-02-16 公開 📖 約3分で読めます 👀 26

標高七百メートルを超える尾根に築かれた岐阜県恵那市の岩村城跡。日本三大山城のひとつに数えられ、六段に積み上がる石垣と女城主の伝承、重要伝統的建造物群保存地区の城下町まで、岩村の魅力を案内します。

📋 目次(タップで開閉)
  1. 見どころ
  2. 岩村城跡の魅力
  3. 歴史・背景
  4. 周辺の見どころ・一緒に巡りたいスポット
  5. アクセス・楽しみ方
  6. まとめ

見どころ

岐阜県恵那市の岩村城跡は、備中松山城・大和高取城とともに日本三大山城のひとつに数えられる山城です。本丸は標高およそ七一七メートルの尾根上にあり、近世城郭としては国内でも屈指の高所に置かれたとされています。天守などの建物は残っていませんが、六段に折り重なるように積み上げられた高石垣は圧巻で、霧が谷から立ちのぼる朝には城跡が雲に浮かんで見えることから「霧ヶ城」とも呼ばれてきました。麓には江戸期の町並みが良好に残る城下町が続き、山と町をあわせて歩けるのが岩村ならではの楽しみです。

こんな人におすすめ

  • 石垣そのものをじっくり見たい山城ファンの方
  • 戦国期の女性城主の物語に関心がある方
  • 重伝建の古い町並みを歩くのが好きな方
  • 早朝の霧や雲海の風景を撮影したい方

岩村城跡の魅力

  • 通称「六段壁」と呼ばれる石垣は、崩落を防ぐため補強を重ねた結果とされ、階段状に重なる姿が独特の迫力を生んでいます
  • 藤坂・一の門・追手門跡と続く登城道には曲輪や井戸跡が点在し、山城の防御の工夫を順に確かめられます
  • 尾根に沿って細長く延びる縄張りで、登るほどに眺望が開けていく構成が楽しめます

歴史・背景

  • 鎌倉期に遠山氏がこの地に拠ったことに始まると伝えられ、中世から近世まで長く城として使われました
  • 戦国期には織田信長の叔母にあたるとされる人物が城を預かったと伝わり、「女城主の城」として語り継がれています
  • 江戸時代は岩村藩の藩庁が置かれ、麓の藩主邸から山上の本丸へ至る構成がとられていました
  • 明治期に建物は取り壊されましたが、石垣がほぼそのまま残り、国の史跡として保存されています

周辺の見どころ・一緒に巡りたいスポット

  • 岩村本通りの町並み — 商家や町家が連なる重要伝統的建造物群保存地区で、看板建築やなまこ壁が見どころです
  • 岩村の造り酒屋 — 江戸期から続く蔵が今も残り、城下町散策の目印になっています
  • 恵那峡 — 木曽川がつくる渓谷で、遊覧船や周辺の散策路から奇岩の景色が望めます
  • 明知鉄道沿線 — のどかな里山を走る第三セクター鉄道で、車窓から東濃の風景を楽しめます
  • 大井宿跡 — 中山道の宿場町で、当時の枡形や町並みの名残をたどることができます

アクセス・楽しみ方

  • 鉄道は明知鉄道の岩村駅が最寄りで、城下町を抜けて登城口へ向かう道のりが一般的です
  • 車では中央自動車道の恵那インターチェンジから向かうのが分かりやすいとされています
  • 本丸近くまで通じる林道もありますが、石垣の重なりを味わうなら麓から歩くのがおすすめです
  • 山道は雨天後にすべりやすくなるため、登山靴に近い履物と飲み物の用意が安心です

まとめ

岩村城跡は、石垣だけで往時の威容を語りかけてくる稀有な山城です。城下町の町並みとあわせて歩けば、山上の城と麓の暮らしがひと続きだった時代の姿が見えてきます。

※最新情報は各公式サイト・観光協会サイトでご確認ください。
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