三重県志摩市の大王埼は、白い灯台と坂道の漁師町が織りなす景観で知られています。「絵かきの町」と呼ばれるほど画題になってきた風景と、太平洋を望む展望が魅力。伊勢志摩めぐりに組み込みたい岬です。
見どころ
志摩半島の東端、太平洋に突き出した岩場の上に白い塔が立つのが大王埼灯台です。ここが多くの人に愛されてきた理由は、灯台そのものの美しさに加えて、そこへ至る町並みの魅力にあります。波切(なきり)と呼ばれる漁師町の細い坂道と石段を上っていくと、家々の屋根越しに灯台が見え隠れし、angle を変えるたびに違う絵が現れます。古くから画家たちが通い、「絵かきの町」と呼ばれてきたのも納得の光景です。灯台は内部を見学できる参観灯台とされ、上からは黒い岩礁に砕ける白波と、遠くまで続く太平洋を見渡せます。海の難所として恐れられた沖合を照らしてきた灯台という背景を知ると、眺めの意味も深まります。
こんな人におすすめ
- 漁師町の路地歩きと絶景を両方楽しみたい方
- スケッチや写真の題材を探している方
- 伊勢志摩の旅にひと味違う立ち寄り先を加えたい方
- のぼれる灯台を訪ね歩いている方
アクセス・楽しみ方
- 鉄道+バス:近鉄志摩線の鵜方駅が拠点とされ、そこから波切方面へ向かう路線バスを利用するのが一般的です。
- 車:伊勢自動車道から伊勢二見鳥羽ラインや国道260号などを経由して志摩市大王町へ。
- 駐車場:岬の周辺に駐車場が用意されており、そこから坂道を歩いて灯台へ向かいます。
- 坂と石段が続くため歩きやすい靴がおすすめ。海風が強い日は帽子の飛散に注意しましょう。
まとめ
大王埼は、灯台という一点だけでなく、そこへ至る町歩きまでを含めて味わう岬です。波切の路地から見上げる白い塔、塔上から見下ろす太平洋。二つの視点を行き来することで、この場所が長く画題になってきた理由が腑に落ちます。伊勢志摩の旅にぜひ組み込みたい半日コースです。
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