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兵庫・城崎温泉の外湯めぐり七湯——浴衣と下駄で歩く「町全体が一つの旅館」

2026-04-21 公開 📖 約3分で読めます 👀 26

兵庫県豊岡市の城崎温泉は、七つの外湯を浴衣で巡る文化で知られる温泉街です。宿を部屋、通りを廊下、外湯を大浴場に見立てた町のあり方と、志賀直哉ゆかりの文学、玄武洞まで紹介します。

📋 目次(タップで開閉)
  1. 見どころ
  2. 外湯めぐりの魅力
  3. 歴史・背景
  4. 周辺の見どころ・一緒に巡りたいスポット
  5. アクセス・楽しみ方
  6. まとめ

見どころ

城崎温泉は、兵庫県豊岡市の円山川に近い谷あいに開けた温泉街です。最大の魅力は、大谿川沿いの柳並木に沿って七つの外湯が点在し、宿泊者も日帰り客も浴衣と下駄でそれを巡るという街の造りにあります。「町全体が一つの旅館」という考え方が共有され、宿は客室、通りは廊下、外湯は大浴場という見立てが今も生きています。それぞれの外湯は建物の意匠も湯船の造りも異なり、順に入っていくだけで町の性格が見えてきます。夜、下駄の音が石橋に響く光景は、日本の温泉街を代表する情景として広く知られています。

こんな人におすすめ

  • 浴衣で温泉街を歩くこと自体を楽しみたい人
  • 個性の異なる共同浴場を一晩で複数めぐりたい人
  • 文学や町並みの背景を知りながら旅したい人
  • カニや但馬牛など季節の味覚とあわせて訪ねたい人

外湯めぐりの魅力

  • 外湯は一の湯・御所の湯・まんだら湯・鴻の湯・地蔵湯・柳湯・さとの湯の七つとされています
  • 洞窟風呂を思わせる湯船や、庭園を望む造りなど、浴場ごとに趣向が大きく異なります
  • 宿泊者は外湯に入れる仕組みが整えられており、外湯を前提とした宿づくりが続いてきました
  • 湯上がりに射的場やカフェ、土産物店を冷やかしながら次の湯へ向かうのが定番の過ごし方です

歴史・背景

  • 開湯伝承は古く、コウノトリが傷を癒した湯という言い伝えが鴻の湯の名に残るとされています
  • 奈良時代に道智上人が湯を開いたという伝承も伝えられています
  • 大正期の北但大震災で大きな被害を受けた後、統一感のある町並みとして復興したと言われます
  • 志賀直哉の短編『城の崎にて』の舞台として知られ、文学の町としても親しまれています

周辺の見どころ・一緒に巡りたいスポット

  • 城崎ロープウェイ・大師山……温泉街と日本海を一望できる展望台があります
  • 玄武洞公園……柱状節理の岩壁が並ぶ国の天然記念物で、地質学史でも知られます
  • 木屋町小路……温泉街の一角にある小さな路地で、工芸や飲食の店が集まります
  • 城崎麦わら細工伝承館……色付けした麦わらで模様を作る伝統工芸を紹介する施設です
  • 豊岡市立コウノトリの郷公園……野生復帰の取り組みを間近に学べる施設です

アクセス・楽しみ方

  • 鉄道はJR山陰本線城崎温泉駅が最寄りで、駅前から外湯めぐりが始められます
  • 京阪神方面からは特急列車の直通便があり、鉄道旅と相性のよい温泉地です
  • 車では北近畿豊岡自動車道の豊岡方面から国道178号を経由します
  • 外湯は定休日が浴場ごとに異なるため、巡る順番を事前に組み立てておくと効率的です

まとめ

城崎温泉の面白さは、湯の質だけでなく「歩くこと」まで含めて設計された町の作り方にあります。七つの外湯を巡り終える頃には、この町がなぜ長く愛されてきたのかが自然と腑に落ちるはずです。一泊では惜しく、二泊してこそ味わえる温泉街です。

※最新情報は各公式サイト・観光協会サイトでご確認ください。
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