なぜ弦は替えなきゃいけないのか

新しい弦は明るくキラッとした倍音が出ますが、汗や皮脂で2〜3週間も弾くと高音がこもってきます。チューニングも安定しなくなり、フレットを押さえても微妙にシャープする。これが弦の寿命のサインです。

だいたいの目安はこんな感じ。

  • 毎日30分以上弾く人:3〜4週間で交換
  • 週末だけの人:2ヶ月くらい
  • 黒ずみ・サビ・指がザラつく感触が出たら即交換

必要な道具

  • 新しい弦(1セット、500〜1,200円)
  • ストリングワインダー(巻き取りが3倍速くなる、300円程度)
  • ニッパー
  • クロス

ワインダーは正直ケチらないほうがいい。手で巻くと10分は余計にかかります。

実際の交換手順

1. 6弦から1本ずつ外す。全部一気に外すとネックにかかるテンションが急変するので、慣れないうちは1本ずつが安全

2. ペグを緩めてボールエンドをブリッジピンごと抜く

3. ピンを抜いた穴に新しい弦を差し込み、ピンで押さえる。弦を軽く引っ張りながらピンを押し込むのがポイント

4. ペグ穴に通したら、巻きしろを指2本分残して余りをカット

5. 巻く方向は内側へ。1巻き目は弦の上、2巻き目以降は下に重ねるとほどけにくい

6. ワインダーでチューニングしながら巻き上げる

替えた直後にやること

新品の弦は伸びるので、チューニング後に1本ずつグイッと引っ張ってから再チューニング。これを2〜3回繰り返すと、その後の音程がぐっと安定します。この一手間をやるかどうかで、ライブ中に音が下がる悲劇を防げます。

ネックの掃除はこのタイミングが絶好機。弦が全部ない状態でフレットをクロスで拭いておくと気持ちいいですよ。