鮮やかな緑があざやかな宮城の郷土菓子・ずんだ餅。すりつぶした枝豆の餡が餅を包む、夏の食卓から生まれた味です。名の由来や作り方の特徴、仙台の街歩きとあわせて楽しみ方をご紹介します。
見どころ
蓋を開けた瞬間、目に飛び込んでくる若草色。ずんだ餅は、茹でた枝豆をすりつぶし、砂糖と塩で調えた餡を餅にまとわせた宮城を代表する郷土菓子です。小豆の餡が主流の和菓子のなかで、豆の青い香りと軽やかな甘さが際立ち、初めて口にすると驚く人も少なくありません。
もとは夏に枝豆が採れる時期の家庭の味で、盆や祝いの席に作られてきたと伝えられています。現在は冷凍技術の普及により通年で楽しめるようになり、仙台駅の土産売り場や市内の甘味処で広く扱われています。餅だけでなく、ずんだを使ったシェイクやロールケーキ、大福なども登場し、郷土の味が新しい形へ広がっています。
こんな人におすすめ
- 小豆以外の餡に興味がある人
- 素材の香りが立つ甘さ控えめの和菓子が好きな人
- 仙台・松島をめぐる旅を計画している人
- 家族や友人に話題性のある土産を探している人
アクセス・楽しみ方
- 東北新幹線が停車するJR仙台駅が玄関口で、駅ビルや地下の売り場にずんだ関連の店が集まっています。
- 市内観光は循環バス「るーぷる仙台」の利用が一般的で、仙台城跡や瑞鳳殿をまとめてめぐれます。
- 松島方面へはJR仙石線の松島海岸駅が最寄りとされています。
- 車の場合は東北自動車道の仙台宮城インターチェンジが目安になります。
まとめ
ずんだ餅は、夏の畑の恵みをそのまま菓子にしたような、宮城らしい素直な味わいを持っています。城跡から街を見下ろし、松島の海を眺めたあとで味わえば、その緑がいっそう印象に残るはずです。粗めと滑らか、店ごとの違いを探してみるのもおすすめです。
※最新情報は各公式サイト・観光協会サイトでご確認ください。