絶対音感より相対音感

「子どもの頃にやってないと無理」と言われるのは絶対音感の話。耳コピやアドリブに本当に効くのは相対音感で、これは大人からでも普通に鍛えられます。基準の音からの距離を感じ取る能力なので、要は慣れです。

まずは2つの音の幅を覚える

音程(インターバル)を覚えるとき、有名曲の出だしと結びつけると一気に定着します。

  • 完全4度:「んにちは赤ちゃん」の最初の2音、結婚行進曲
  • 完全5度:「らきら星」のド→ソ
  • 長3度:ドミソの和音の下2つ
  • オクターブ:「虹の彼方に(Over the Rainbow)」の頭

上行と下行は別物として覚えること。下りの音程は最初みんな苦手です。

毎日のメニュー(10分)

1. アプリかピアノで基準音を1つ鳴らす

2. 次の音を鳴らして、何度上か下かを声に出して当てる

3. 答え合わせ。間違えたらその音程だけ3回弾いて耳に焼く

4. これを30問

大事なのは毎日続けること。週1で60分やるより、毎日10分のほうが圧倒的に伸びます。

実曲で試す

ある程度音程がわかってきたら、好きな曲のメロディを耳コピしてみる。コツは、

  • まず最初の1音をギターやピアノで探す
  • そこから「次は上がった?下がった?どれくらい?」と度数で追う
  • ベースラインから先に取るとコード進行が見える

最初は1フレーズに30分かかっても普通です。半年も続ければ、テレビから流れる曲のキーが何となく分かるようになり、世界が少し変わって聞こえますよ。