プラスチック問題の現実
毎年、世界で約800万トンのプラスチックが海に流出しています。海の生物が誤って食べ、やがて食物連鎖を通じて人間の体にも入ってくる。プラスチック製品の便利さの代償は、環境汚染という形で帰ってきているのです。「個人では変えられない」と思うかもしれませんが、実は家庭での行動が最も効果的。自分たちから始めましょう。
海洋汚染、マイクロプラスチック問題が深刻化する今、日常生活から始められるプラ削減の工夫をご紹介します。
毎年、世界で約800万トンのプラスチックが海に流出しています。海の生物が誤って食べ、やがて食物連鎖を通じて人間の体にも入ってくる。プラスチック製品の便利さの代償は、環境汚染という形で帰ってきているのです。「個人では変えられない」と思うかもしれませんが、実は家庭での行動が最も効果的。自分たちから始めましょう。
プラ削減で最初に取り組むべきは、使い捨てプラスチック製品の削減。レジ袋の代わりにマイバッグ、ペットボトルの代わりにマイボトル、ストローは持参する。これらは手軽で、すぐに始められます。毎月、レジ袋50枚分、ペットボトル10本分を削減すれば、年間でかなりの量が減ります。
プラ削減は「購入段階」から始まります。同じ商品なら、プラスチック包装より紙や瓶の商品を選ぶ。量り売り店を利用して、容器を持参する。詰め替え製品を活用する。こうした選択を積み重ねると、ゴミの量が目に見えて減ります。スーパーで5分余分に時間がかかるかもしれませんが、その行動が環境を守るのです。
すでに手元にあるプラスチック製品は、捨てるのではなく、できるだけ長く使うこと。食品容器は、冷蔵庫での保存に再利用。ペットボトルは、花瓶や収納容器に。このような再利用を工夫すると、新たにプラを購入する必要がありません。子どもと一緒に「プラアップサイクル工作」をするのも、親子で環境問題を学ぶ良い機会です。
個人の努力だけでなく、町内会や学校の環境活動に参加することで、プラ削減の運動が広がります。家族みんなで海や川のゴミ拾いをする、プラフリーな生活を心がけるコミュニティに入るなど。社会全体でプラ削減が当たり前になれば、製品企業の姿勢も変わり、より大きな変化が生まれます。