まず床に何が置いてあるか数えてみる

ロボット掃除機の満足度は、本体の性能より「床にモノが少ないか」で9割決まると思っています。我が家で導入初日にやったのは、リビングの床に直置きしてあるものを全部数えること。延長コード、子どものおもちゃ、体重計、観葉植物の鉢――この時点で7個ありました。これを全部どかしてはじめて、掃除機が本来の動きをします。

  • 延長コードは巻き込まれて停止の原因No.1。結束バンドで壁際にまとめる
  • カーペットの房(フリンジ)も巻き込む。房なしラグに替えるか端をめくれないよう留める
  • 椅子の脚が4本より、キャスター付きの方が引っかかりにくい

段差は「2cm」が一つの目安

カタログには「乗り越え段差2cm」などと書かれています。和室と洋室の間の敷居、玄関フレーム、キッチンマットの厚み。メジャーで測ってみると、意外と2cmを超える敷居が多いんです。我が家は脱衣所の入口が3cmあり、ここは諦めて手動で運ぶことにしました。

落下センサーがあっても階段は過信しないこと。黒い床材や濃い色のマットをセンサーが「穴」と誤認して、逆に手前で止まることもあります。逆に光沢のある床だとセンサーが効かず落ちかけたという話も聞きます。

マッピング型かランダム型か

  • ランダム型:安いが、同じ場所を何度も通り、隅は取り残しがち。ワンルームなら十分
  • マッピング型(LiDAR等):間取りを覚えて効率的に走る。部屋指定や進入禁止エリア設定ができる。広い家や複数部屋向き

3LDK以上ならマッピング型を強く勧めます。価格差は数万円ありますが、「寝室は入らないで」と指定できる安心感が違います。

ゴミ捨ての頻度を甘く見ない

自動ゴミ収集ステーション付きなら1〜2ヶ月放置できますが、ステーションなしのモデルはダストボックスが小さく、ペットがいる家だと毎日捨てることになります。紙パック式ステーションのランニングコスト(年数千円)も計算に入れておくと、あとで「思ったより金がかかる」とならずに済みます。

導入前のこの確認を5分やるだけで、「うちには合わなかった」という失敗がかなり防げます。