色分けしたノートが何冊も増えたのに、模試の点が動かない。原因は努力の量ではなく、手を動かす目的にあることがあります。写す作業は、覚える作業とは別物です。
この記事でわかること
- 書き写しが記憶に結びつきにくい理由
- 思い出す作業に変えるノートの作り方
- 間違いを一冊に集めて試験前に生かす手順
こんな人に向いています
- ノートづくりに時間をかけているのに伸び悩む人
- 独学で、進め方に自信が持てない人
- 試験直前に何を見ればよいか決まらない人
きれいにまとめたノートほど記憶に残らないことがあります。書き写しをやめて思い出す作業に変える手順と、間違いを資産に変える記録のしかたを解説します。
色分けしたノートが何冊も増えたのに、模試の点が動かない。原因は努力の量ではなく、手を動かす目的にあることがあります。写す作業は、覚える作業とは別物です。
テキストを写している間、内容を思い出す負荷はほとんどかかりません。手は動いていても、覚えるための作業にはなりにくいとされています。時間をかけたぶん勉強した気になるのが、見過ごしやすい点です。
白紙に出せない部分が、自分の穴です。穴が見えると、次に何をやるかが決まります。
条文や定義をそのまま写すのではなく、要点を短く言い換えてみます。言い換えられない項目は、理解が足りていない合図です。
全部を書くと続きません。集めるのは次の三つだけで十分です。
理由は「覚えていない」「読み違え」「計算の誤り」など、分類すると傾向が見えます。試験前は、このノートだけを繰り返してください。
人は覚えた直後から忘れ始めるとされています。間隔を空けて見返すほうが残りやすいと言われています。
カレンダーに日付を入れておくと、忘れずに回せます。
まとまった時間が取れないなら、区切って回すほうが現実的です。通勤時間に間違いノートを見返す、昼休みに一項目だけ白紙に書き出す。短い回数を増やすほうが、間隔を空けた復習にもなります。
過去の問題は、実力を測る道具と、出題の傾向を知る道具の両方になります。解いて点を見るだけで終わらせず、間違いノートに流し込むところまでを一区切りにしてください。
Q. まとめノートは全部やめるべきですか
目的があるなら有効です。情報が散っている科目を一枚に集める、といった用途に限り、写すだけの作業は減らすという整理が現実的です。
Q. 手書きと入力はどちらがよいですか
どちらでも、思い出してから書く形になっていれば効果は期待できます。検索したいなら入力、図を描きたいなら手書きと、用途で選んでください。
Q. 試験の制度や範囲はどこで確認しますか
出題範囲や受験の要件は変わることがあります。最終的には試験の実施団体や公的機関の案内で確認してください。
あとから自分の書き込みを消すには、ここに入れた文字が必要です。入れないと消せません。この端末には記憶します(他の人には見えません)。