野菜を育てていると必ず出てくるのが害虫です。せっかく無農薬で育てたいのに、葉が穴だらけになると心が折れる。でも、相手の習性を知れば、薬を最小限にしても十分対抗できます。

アブラムシ:早期発見がすべて

新芽や葉の裏にびっしり付く緑や黒の小さな虫。放置すると病気を媒介します。

  • 数が少ないうちは粘着テープで貼り取る、または水を勢いよくかけて落とす
  • 牛乳を薄めずスプレーして乾かすと、膜で窒息させられる(その後は水で洗い流す)
  • アルミホイルを株元に敷くと、光を嫌って寄りにくくなる

ハダニ:乾燥が大好物

葉が白くかすれたようになったらハダニを疑います。乾燥した環境で爆発的に増えるのが特徴。

  • 葉の裏に霧吹きで水をかける「葉水」が効果的
  • とにかく水に弱いので、日々の葉水が最大の予防になる
  • ひどい葉は思い切って切り取る

ヨトウムシ:昼は土の中、夜に活動

葉が一晩で食い荒らされ、犯人が見当たらない。それはヨトウムシ(夜盗虫)の仕業です。

  • 日中は株元の土を浅く掘ると潜んでいることが多い
  • 見つけたら捕殺する
  • フンが落ちている葉の近くを探すと見つけやすい

そもそも寄せ付けない予防策

対処より予防が何倍も楽です。

  • 防虫ネットを早めにかける(これが一番確実)
  • 風通しよく、混み合った葉は間引く
  • 窒素肥料のやりすぎは虫を呼ぶので控えめに

無農薬は「ゼロにする」ことではなく「許せる範囲に抑える」ことと割り切ると気が楽です。多少の虫食いは健康な証拠、くらいの気持ちで付き合っていきましょう。