家の熱ロスの主要な箇所
家全体の熱ロスの約50%は窓から逃げると言われています。次に壁、床、天井の順ですが、断熱改修の優先順位は、費用対効果を考慮して決めることが重要です。特に北向きの窓や、日当たりが悪い部屋は、優先的に対策する価値があります。既存の家で全ての箇所を一度にリフォームすると、高額になるため、段階的に進めるのが一般的です。
家の熱ロスを減らすことで、冬の暖房費、夏の冷房費が大幅削減。効果的な断熱対策をご紹介。
家全体の熱ロスの約50%は窓から逃げると言われています。次に壁、床、天井の順ですが、断熱改修の優先順位は、費用対効果を考慮して決めることが重要です。特に北向きの窓や、日当たりが悪い部屋は、優先的に対策する価値があります。既存の家で全ての箇所を一度にリフォームすると、高額になるため、段階的に進めるのが一般的です。
最も効果的で、費用対効果が高いのが窓の断熱対策です。二重窓(内窓)の設置は、既存の窓の内側にもう一つ窓を付ける方法で、数万円~十数万円で実施できます。樹脂製の内窓なら、施工時間も1~2時間と短く、騒音低減の効果も期待できます。サッシ全体を交換する外窓リフォームは、より高い断熱性能が得られますが、150万円以上の費用がかかることもあります。
壁の断熱は、リフォーム工事に合わせて施工するのが一般的です。既存の壁を壊さずに断熱材を追加する「充填断熱」と、外壁の外側に断熱材を貼る「外張断熱」があります。費用は数十万円~百万円単位と高額になるため、他の改修と一緒に計画するのが効率的です。床の断熱も重要で、冬の足元の冷えを感じるなら、床下に断熱材を追加することで改善できます。
リフォーム予算がない場合は、簡易的な対策で効果を期待できます。断熱シートや気泡シートを窓に貼る、重い厚手カーテンを付ける、床に断熱マットを敷くなど、数千円~数万円の投資で部分的な効果が得られます。これらの対策でも、年間の光熱費削減は数千円程度が期待できます。
改修後は、冬と夏の光熱費を比較して、削減効果を確認しましょう。一般的には、窓の断熱だけで年間1~3万円の削減が期待でき、全体の断熱改修なら5~10万円の削減も可能です。改修の初期投資を光熱費削減額で割ると、回収期間が計算できます。15年程度で投資が回収できれば、採算が取れたと言えます。