水出しだしという『ずぼらで本格』な選択
だしを取るのは面倒、という思い込みを捨てさせてくれたのが水出しでした。火にかけず、水に昆布とかつおを浸して冷蔵庫に置くだけ。雑味やえぐみが出にくく、すっきり澄んだ上品なだしになります。
麦茶ポットに入れておけば、料理のたびに鍋を出す必要がありません。
基本の作り方
用意するのは水1リットル、昆布10g、かつお節20gほど。お茶パックや不織布の袋があると後片付けが楽です。
1. 清潔な容器(麦茶ポットでOK)に水1リットルを入れる
2. 昆布10gを入れる
3. かつお節20gはお茶パックに詰めて一緒に沈める
4. 冷蔵庫で一晩(8時間以上)置く
5. 昆布とかつおを引き上げて完成
たったこれだけ。火加減も沸騰直前で引き上げるタイミングも気にしなくていいので、失敗のしようがありません。
昆布だけの水出しなら、湯豆腐や炊き込みご飯にぴったりの上品なだしになります。かつおを足すと、みそ汁やうどんつゆに向く厚みが出ます。
使い方と日持ち
- みそ汁、お吸い物、煮物の基本のだしに
- 卵焼きや出汁巻きの水分として
- うどん・そばのつゆのベースに
日持ちは冷蔵で2〜3日が目安。それ以上残るなら、製氷皿で凍らせて『だしキューブ』にしておくと、ひとり分の料理にポンと使えて便利です。
出がらしも捨てない
引き上げた昆布とかつおは、まだ旨みが残っています。
- 刻んでしょうゆ・みりんで炒めれば自家製ふりかけ
- 細切りにして佃煮風に
わが家ではここまでがワンセット。だしを取るとゴミが増えると思われがちですが、出がらしまで使えば気になりません。市販のだしの素に頼りきっていた頃より、みそ汁の角が取れて、塩分も自然と控えめになりました。

