見どころ・概要
萩焼(はぎやき)は山口県萩市を中心に焼かれる陶器で、毛利氏の御用窯として江戸時代初期に発展したとされています。朝鮮半島から渡来した陶工の技術を源流とし、「一楽二萩三唐津」と称されるほど茶の湯の世界で高く評価されてきました。
柔らかな土味と、釉薬の貫入(細かなひび)に茶や水が染み込んで色合いが変化していく「萩の七化け」が最大の特徴です。枇杷色(びわいろ)や白濁釉の優しい風合いが、多くの愛好家を惹きつけています。
- 茶道や器に興味がある人
- 使うほど育つ「経年変化」を楽しみたい人
- 城下町の風情ある町歩きをしたい人
- 山口・萩エリアの旅を計画している人
萩焼の歴史と特徴
萩焼は1604年頃、毛利輝元が萩に城を構えた際に開かれた御用窯が始まりとされています。朝鮮出兵の際に渡来した陶工兄弟がその技術を伝えたと言われ、以来400年以上にわたり伝統が受け継がれてきました。
- 高い吸水性を持つ柔らかな陶土を使用
- 釉薬の貫入が使い込むうちに変化する「七化け」
- 派手な絵付けをせず、土と釉薬の自然な味わいを生かす作風
- 高台に切り込みを入れる「割高台」など独特の意匠
窯元と作家の世界
萩市内には数多くの窯元が点在し、伝統を守る老舗から現代的な感性を取り入れた作家まで多彩です。萩焼まつりなどのイベントも開催され、作品に直接触れられる機会もあります。
周辺の見どころ
萩は世界遺産にも登録された明治日本の産業革命遺産を擁する歴史の町でもあります。城下町の白壁の町並みや松陰神社など、焼き物巡りと合わせて楽しめるスポットが豊富です。
アクセス・行き方
- JR山陰本線の東萩駅周辺が町歩きの拠点
- 新山口駅からバスでのアクセスが一般的
- 中国自動車道の美祢東JCT方面から車でのアクセスも便利
窯元見学や陶芸体験を希望する場合は、事前に各窯元の受け入れ状況を確認すると安心です。
※最新情報は公式サイト・観光協会サイトでご確認ください。