忘れるのは脳のせいではない

単語帳を1周しても、2週間後には半分以上忘れている。これは記憶力が悪いのではなく、人間の脳がそういう作りだからです。覚えた直後から記憶は急カーブで落ちていく。この曲線に逆らうのではなく、利用するのが間隔反復です。

忘れる直前に復習する

ポイントは、忘れかけたタイミングで思い出すこと。完全に忘れる前に復習すると、記憶が太く長持ちするようになります。おおまかな復習スケジュールはこんな感じ。

  • 覚えた翌日
  • その3日後
  • さらに1週間後
  • さらに2週間後
  • 1ヶ月後

間隔をだんだん広げていくのがミソ。正解できた単語ほど間隔を空け、間違えた単語は短い間隔に戻します。

アプリに任せるのが現実的

この間隔管理を手でやるのは大変なので、間隔反復アルゴリズム(SRS)を積んだ単語アプリに任せるのが楽です。やることはシンプル。

1. カードを見て意味を思い出す

2. 思い出せたか正直に申告する(ここをサボると効果ゼロ)

3. アプリが次の出題日を自動で決める

4. 毎日届いた分だけやる

続けるための工夫

  • 1日の新規枚数は10〜20枚に抑える。欲張ると復習が雪だるま式に溜まって破綻する
  • 例文ごと覚える。単語単体より文の中のほうが記憶のフックが増える
  • 通勤・休憩のスキマで回す。まとまった時間を取ろうとしない

単語学習は短距離走ではなくマラソンです。毎日15分を半年続けるほうが、週末に2時間詰め込むより圧倒的に残ります。毎日少しずつ、これが結局の最短ルートです。