「ハーブは丈夫」と聞いて買ったものの、夏にひょろ長く伸びて葉が固くなり、結局使わずに枯らしてしまう。これ、私が何度もやった失敗です。原因は、ハーブを「育てる」だけで「収穫して使い回す」発想がなかったこと。

バジルは摘めば摘むほど増える

バジルで覚えてほしいのが摘心(てきしん)です。背丈が20cmくらいになったら、てっぺんの芽を指でつまんで摘み取る。すると、その下の葉のわきから新しい枝が2本出て、こんもり茂ります。

  • 花が咲くと葉が固く香りが落ちるので、つぼみは見つけ次第摘む
  • 摘んだ先端はそのまま料理に使える
  • これを繰り返すと、1株で夏中収穫し続けられる

つまり「使うために摘む」行為が、そのまま株を元気にするのです。

ミントは絶対に地植えしない

ミントの繁殖力は想像以上。地植えすると地下茎で四方に広がり、数年で庭を覆い尽くすこともあります。

  • 必ず鉢かプランターで単独栽培する
  • 他の植物と寄せ植えにしない(他を駆逐します)
  • 伸びすぎたら根元近くでバッサリ刈り込んでよい

刈り込んだミントは、洗ってお茶や炭酸水に。乾燥させれば保存も効きます。

水と日当たりの基本

どちらも日当たりを好みますが、真夏の西日が強すぎる場所では葉が傷みます。

  • 半日でも日が当たれば十分育つ
  • 土の表面が乾いたら水をやる
  • バジルは特に乾燥に弱いので夏は水切れ注意

収穫した分はどうするか

たくさん採れたら、洗って水気を切り、刻んでオリーブオイルと塩でペーストにし、製氷皿で冷凍しておくと便利です。使い切れない悩みは、保存方法を先に決めておくと解消します。育てる前から「どう使うか」を考えておくのが、ハーブと長く付き合うコツです。