🎨 趣味・手づくり

革細工入門|初心者向けの道具選びと簡単な作品ガイド

2018-09-25 公開 📖 約5分で読めます 👀 17

革細工は道具が多くて踏み出せない。最初に選ぶ革の見分け方、本当に必要な道具と後回しでよい道具、作業場所の作り方から1作品目の進め方までを順にまとめました。

📋 目次(タップで開閉)
  1. この記事でわかること
  2. こんな人に向いています
  3. 最初に選ぶ革の見分け方
  4. そろえる道具と後回しでよい道具
  5. 作業場所と下準備
  6. 一作品目の進め方
  7. よくある失敗とその場での直し方
  8. 次の一歩として作れるもの
  9. 扱いと手入れで気をつけること
  10. よくある質問
  11. まとめ

使うほどに色が深まる革の小物を自分で作ってみたい。けれど売り場に並ぶ道具の種類が多く、何から買えばよいのか分からないまま帰ってきてしまう。革細工は手順そのものは単純で、縫う前の下準備で仕上がりが決まる手仕事です。最初の一作で満足できるかどうかは、革と道具の選び方でほぼ決まります。

この記事でわかること

  • 初めてでも扱いやすい革の見分け方
  • 最初にそろえる道具と、後回しでよい道具の線引き
  • 自宅で作業するときの場所と下準備
  • 一作品目を失敗しにくい進め方
  • 仕上げと、作った物の手入れ

こんな人に向いています

  • 革小物を自分で作ってみたい人
  • 道具の種類が多すぎて買う前に止まっている人
  • 家の机の上だけで作業したい人
  • 以前挑戦して、縫い目がそろわず諦めた人

最初に選ぶ革の見分け方

革は鞣し方で性質が分かれます。名前を覚えるより、手触りと用途で選ぶほうが分かりやすいです。

  • 樹の渋で鞣した革は、硬さがあり形が決まりやすく、使うほど色が変わる
  • 薬品で鞣した革は、やわらかく色の種類が多い。曲げる部分に向く
  • 本革ではない素材は、練習用として扱いやすく、切り方や縫い方の確認に向く
  • 厚みは、小物なら薄め、ベルトなど強度が必要なものは厚めを選ぶ

最初は、切り落としのはぎれから始めるのが無駄が出ません。大きな一枚を買う前に、同じ革で練習用を一枚余分に取っておくと安心です。

そろえる道具と後回しでよい道具

売り場では一式が勧められますが、最初の数作品で使うものは限られます。

  • 必要なもの。革を切る刃物、金属の定規、縫い穴を開ける道具、革用の糸と針、木づち、下に敷く板
  • あると楽なもの。接着剤、角を丸める道具、コバを整える道具
  • 後回しでよいもの。刻印の型、染料、量産向けの治具

刃物は切れ味が仕上がりを左右します。切れない刃で押し切ると、断面が毛羽立ち、どれだけ丁寧に縫っても粗く見えます。研ぐ道具を一緒に用意しておくと長く使えます。

作業場所と下準備

家の机で作業する場合、音と傷への備えが要ります。

  • 縫い穴を開ける作業は打撃音が出るため、ゴム板などを下に敷く
  • 机の上に厚い板を置き、刃物が直接机に当たらないようにする
  • 床に落ちた切れ端や針をすぐ片づけられるよう、受け皿を用意する
  • 作る物の寸法を紙に描き、型紙を作ってから革に写す

型紙を先に作る工程を飛ばすと、ほぼ必ず寸法が狂います。紙で一度組み立ててみると、折り返し分の不足にも気づけます。

一作品目の進め方

最初は、曲げない・縫う距離が短い物を選びます。四角いコースターや、穴を開けて金具を通すだけの札などが向きます。

  • 型紙を革に写し、刃物は一度で切り落とさず、数回に分けて深くする
  • 切った断面を整え、角を丸める
  • 縫う位置に線を引き、等間隔で穴を開ける
  • 穴を開けてから縫い始め、縫い終わりは数目分戻して留める
  • 接着する場合は、貼り合わせてから穴を開けると位置がずれない

よくある失敗とその場での直し方

  • 縫い目が曲がる。穴の位置を線なしで開けている場合が多い。必ず線を引く
  • 断面が毛羽立つ。刃が切れていないか、押し切っている
  • 糸が切れる。穴が小さく糸が擦れている。穴の大きさを見直す
  • 革が伸びて寸法が合わない。引っ張りながら縫っていないか確認する

次の一歩として作れるもの

短い縫い距離で形になる物をいくつか作ったら、折り返しのある物に進みます。二つ折りの札入れ、工具を包む巻物、持ち手を付けた小さな袋などが手近です。折る部分は革の厚みが影響するため、同じ型紙でも厚みを変えると仕上がりが変わります。厚い革を折る場合は、裏側を薄く削って曲げやすくする工程が必要になります。ここまで来ると、道具を買い足す理由が自分で説明できる状態になっています。

扱いと手入れで気をつけること

刃物と針を使う作業なので、子どもやペットが近くにいる場所での作業は避けてください。接着剤や染料は、換気しながら使い、製品の表示に従います。できあがった物は、濡れたら陰干しし、直射日光と高温を避けて保管します。革は水に濡れると色が移ることがあるため、薄い色の衣類と合わせる物は、使い始めの扱いに注意が必要です。手入れ用の油やクリームは革の種類によって向き不向きがあるとされています。

よくある質問

Q. ミシンがないと作れませんか

手縫いで十分作れます。手縫いの縫い方は、一方の糸が切れても広がりにくいとされ、小物では手縫いが選ばれることも多いです。

Q. 革はどこで買えばよいですか

手芸店や革の専門店、工作材料を扱う店などで扱われています。はじめは実物を触って厚みと硬さを確かめられる場所で買うほうが失敗が少ないです。

Q. 縫い目を均一にするコツはありますか

穴の間隔を道具で決めることです。手で間隔を測ると必ずずれます。同じ道具で開け続ければ、作品ごとの見た目もそろいます。

Q. 失敗した革は捨てるしかないですか

小さく切り直して、札や当て革として使えます。失敗した部分を切り落として別の小物にする前提で、はぎれは残しておくと役立ちます。

まとめ

  • 最初ははぎれと扱いやすい革で、切る・縫うの感覚をつかむ
  • 道具は必要な数点から始め、刃物の切れ味を優先する
  • 型紙を作り、線を引いて穴を開ける手順を省略しない
#革細工 #レザークラフト #手作り #初心者 #工具選び #手縫い #型紙
🔗 関連リンク
▶
YouTube
関連動画を見る
🔍
Google検索
もっと詳しく調べる
この記事をシェア
← 前の記事
刺繍の始め方|図案選びから基本ステッチまで完全ガイド
次の記事 →
初心者向けミシン選び|タイプ別おすすめと購入前チェック…

📖 次に読むなら

🎨 趣味・手づくりの記事をもっと見る →
💬 コメント (5)
✏ 書き込む(登録不要)
🙂 アイコンを選ぶ(50種類・任意)

あとから自分の書き込みを消すには、ここに入れた文字が必要です。入れないと消せません。この端末には記憶します(他の人には見えません)。