洗車の落とし穴
多くの人は、強くゴシゴシ洗うことが綺麗にする秘訣だと勘違いしています。実は、ボディの傷の大部分は洗車時に付いています。毛細傷が光の反射で目立つようになると、ボディの光沢が失われてしまいます。
間違った洗車方法は、知らず知らずにボディに傷を付けています。プロの視点からコツと道具の選び方をお伝えします。
多くの人は、強くゴシゴシ洗うことが綺麗にする秘訣だと勘違いしています。実は、ボディの傷の大部分は洗車時に付いています。毛細傷が光の反射で目立つようになると、ボディの光沢が失われてしまいます。
水をかけて、砂やホコリを浮かせます。この予洗いで約70%の汚れが落ちるという調査結果もあります。特に下部は砂が付きやすいため、念入りに。
カーシャンプーは必ず使用。水だけでは油分は落ちません。スポンジよりマイクロファイバータオルを使い、泡をたっぷり立てて、軽い力で優しく洗うことが大切です。
汚れは下に落ちるため、ルーフから始めてボンネット、ドアと下へ向かいます。最後に下部を洗うことで、再度汚れが付くのを防げます。
シャンプーが残ると、シミや水垢の原因になります。特に屋根やガラス部分は、シャンプーが残りやすい箇所です。
マイクロファイバータオル
スポンジより繊維が細かく、傷が付きにくい。何度も洗い直せるため、経済的です。ただし、砂が付いた状態で使うと傷になるため、予洗いは必須。
バケツ選び
底にグリッドが付いたバケツを選ぶ。タオルを洗う時に砂を沈ませることで、タオルへの砂の再付着を防げます。最低2個あると効率的です。
シャンプー
中性か弱酸性が基本。コーティング車なら、コーティング専用シャンプーを使うと効果が長持ちします。
カーシャンプーだけでは、ボディを完全には守れません。3ヶ月〜半年ごとのコーティングで、ボディの光沢が持続します。ガラスコーティングは1年以上効果が続き、汚れも付きにくくなります。
春(黄砂)
黄砂が付きやすい時期。予洗いをいつもより丁寧に、砂をしっかり落とします。
冬(塩化カルシウム)
雪の多い地域で撒かれる塩が、ボディを傷めます。帰宅後、すぐに洗車することが傷対策につながります。
洗車のコツは、「強く洗う」ではなく「優しく丁寧に」です。予洗い、泡の量、拭き上げの3つを意識するだけで、ボディは見違えるほど綺麗になり、寿命も延びます。月1回の定期洗車と定期的なコーティングで、新車の輝きを長く保ちましょう。