だしが料理を左右する理由
日本の味わいを決めるのはだしです。塩や砂糖より繊細で奥深い味わいは、質の良いだしがあってこそ。兵庫県など西日本の料理人たちは、だしの品質に特にこだわります。昆布とかつおを正しく選び、丁寧に取ることで、市販のだしの素には出せない香りと深みが生まれます。
毎日の料理を格上げするだしの基本。昆布とかつおの選び方から保存方法まで、すぐに実践できるコツを兵庫県の郷土料理から学びます。
日本の味わいを決めるのはだしです。塩や砂糖より繊細で奥深い味わいは、質の良いだしがあってこそ。兵庫県など西日本の料理人たちは、だしの品質に特にこだわります。昆布とかつおを正しく選び、丁寧に取ることで、市販のだしの素には出せない香りと深みが生まれます。
昆布選びは種類から始まります。最高級の真昆布は北海道産で、上品な甘みが特徴。手頃な価格なら日高昆布がおすすめです。
取り方の手順
かつおぶしは削り方で風味が変わります。厚削りは香りが良く、蕎麦やうどんつゆに向きます。薄削りはしっかり香る昆布だしに加えるのに最適です。
昆布で取った一番だしが冷めてから、かつおぶし30~40gを入れ、2~3分で取り出します。一番だしは澄んだ上品な味わいが命。二番だしはもう一度かつおぶしを足し、やや長めに10分程度煮出して深い味わいを引き出します。
だしは冷蔵で3日程度持ちます。冷凍なら1ヶ月保存可能。氷用トレーで小分けにしておくと、みそ汁や煮物に使う時に便利です。
市販の粉末だしも悪くありませんが、週に2~3回はこの方法で一から取ることで、自分の舌が繊細になり、料理全体のレベルが上がります。
だしは時間をかけて正しく取ると、その効果は料理全体を美味しくします。昆布とかつおの使い分けを覚えることで、季節の食材をより引き立てられるようになるでしょう。