エアコン性能低下の三大原因
エアコンの冷房効率が落ちる原因は、フィルターの目詰まり・アルミフィン(熱交換部)の汚れ・ドレンパイプの詰まり。フィルターが詰まるとエアフロー(空気の流れ)が悪くなり、室温が下がりにくくなります。アルミフィンはホコリ・カビが付着しやすく、ここが汚れると熱交換効率が著しく低下。ドレンパイプが詰まると、内部に水が溜まり、カビが爆発的に増殖します。
エアコンの冷房効率は、内部の汚れで30~50%低下することも。フィルター掃除から本格洗浄まで、段階的なメンテナンス方法を解説します。
エアコンの冷房効率が落ちる原因は、フィルターの目詰まり・アルミフィン(熱交換部)の汚れ・ドレンパイプの詰まり。フィルターが詰まるとエアフロー(空気の流れ)が悪くなり、室温が下がりにくくなります。アルミフィンはホコリ・カビが付着しやすく、ここが汚れると熱交換効率が著しく低下。ドレンパイプが詰まると、内部に水が溜まり、カビが爆発的に増殖します。
フロントパネルを開け、フィルターを引き出します。掃除機で表面のホコリを吸い取った後、ぬるま湯に台所洗剤を溶かし、やさしく浸け洗い。フィルターに穴が開いているため、強くこすってはいけません。30分~1時間つけ置きすると、目詰まりしたホコリが浮き、軽くブラッシングで落ちます。タオルで水を絞り、風通しのいい場所で自然乾燥。2週間に1回、あるいは月1回のペースで実施すると、効率低下を防げます。
フロントパネルと枠を外すと、ジャバラ状のアルミフィン(冷房で寒くなる部分)が見えます。ここはホコリ・カビが付着しやすいため、市販のエアコン洗浄スプレーを使用できます。スプレーの液がフィンの奥に浸透し、カビを浮かせます。その後、ぬるま湯を霧吹きで軽くかけ、排水。ただし、このスプレーは応急的な対処で、完全な内部洗浄ではありません。
ドレンパイプは、室内機から排水を室外に流す細い管です。詰まると室内機から水が漏れてくることもあります。パイプの室外側の出口から、古い歯ブラシを差し込み、詰まりを軽くほぐすだけで改善することもあります。それでも流れが悪い場合、パイプ専用のクリーニングキット(ホームセンターで数百円)を使用。圧力で汚泥を押し出します。
自分での掃除では限界があります。エアコンから黒いカビの粒が出ている、室内機から異臭がする、冷房効率が大幅に低下している場合は、専門業者の内部洗浄を検討してください。相場は8,000~15,000円。高圧洗浄で内部の冷媒管周辺や送風ファンまで洗浄され、効率が劇的に回復します。年1回の定期洗浄(特に秋口)を業者に依頼し、その間はフィルター月1回の自分掃除で対応するのが、コスト&効率のバランスが取れた方法です。
エアコン使用を終える秋冬は、フィルターを清掃し、フロントパネルを開けたまま1日乾燥させてから閉じます。シーズン中の最後に1回、内部を温風(暖房)で30分運転することで、内部の湿気を飛ばし、カビ発生を抑えられます。翌春の使用開始前に、フィルターを再度清掃すれば、新シーズンは清潔な状態でスタート。