🎨 趣味・手づくり

壁を漆喰で塗り替えるDIY。下地処理さえ押さえれば失敗しない

2015-03-17 公開 📖 約4分で読めます 👀 13

クロスの上から漆喰を塗ると、調湿性のある味わい深い壁になります。成否を分けるのはコテの技術ではなく養生と下地処理です。道具選びから二度塗りの手順、塗れない壁の見分け方までまとめました。

📋 目次(タップで開閉)
  1. この記事でわかること
  2. こんな人に向いています
  3. 失敗の原因はほとんど「下地」と「養生」
  4. そろえる道具と、節約してよい・いけないもの
  5. 手順は「養生、下地、二度塗り」
  6. 塗る厚みとコテの当て方
  7. 塗れない壁、注意が必要な壁
  8. 塗った後の扱いと、手直しのしかた
  9. よくある質問
  10. まとめ

ビニールクロスの壁が黄ばんできて、貼り替えの見積もりを見てためらった。あるいは持ち家で、一面だけ雰囲気を変えたい。そんなときに候補になるのが漆喰の塗り替えです。仕上がりの良し悪しを決めるのは、コテの動かし方よりも塗る前の段取りだと言われます。

この記事でわかること

  • 漆喰塗りで失敗が起きる本当の原因
  • そろえておく道具と、ケチると後悔するもの
  • 養生から二度塗りまでの流れ
  • 塗ってはいけない壁の見分け方

前提として、最近は練った状態で売られている製品があり、開けてすぐ塗れるものもあります。粉から練る場合は水の量で扱いやすさが変わるため、初めてなら練り済みの方が失敗が少ないとされています。仕上がりは平らに整えるだけでなく、あえてコテの跡を残す方法もあります。

こんな人に向いています

  • 一面だけでも自分で壁の印象を変えたい人
  • クロスの上から塗れる方法を探している人
  • 平らでなくても、味のある仕上がりを受け入れられる人
  • 一日から二日、作業時間を確保できる人

失敗の原因はほとんど「下地」と「養生」

塗る動作自体は数回でこつがつかめます。うまくいかない例は、ほぼ次の三つに集まります。

  • 下地のよごれやヤニが浮き出て、塗った面が変色する
  • はがれかけたクロスの上に塗り、乾いたあとに浮いてくる
  • 養生が足りず、床や建具に落ちた材料を拭き取れなくなる

つまり、塗る前に時間をかけた方が結果が良くなります。作業時間の半分を準備に充てるつもりで見積もると、途中で慌てません。

そろえる道具と、節約してよい・いけないもの

  • 練り済みの漆喰:塗る面積から必要量を計算し、少し多めに用意する
  • コテとコテ板:大きすぎるコテは重い。最初は扱いやすい大きさを選ぶ
  • 養生用のテープとビニール:ここは十分な量を用意する。足りないと妥協が生まれる
  • 下地材:よごれの染み出しを止める役割。省くと後で戻せない
  • 汚れてよい服、手袋、マスク、保護めがね
  • 端の処理には小さなコテやヘラがあると、仕上がりが変わる

手順は「養生、下地、二度塗り」

  • 家具を動かし、床全面を覆う。巾木、コンセントのふち、天井との境をテープで囲う
  • 壁のよごれを落とし、はがれかけたクロスは押さえるか貼り直す
  • 必要な範囲に下地材を塗り、指定された時間しっかり乾かす
  • 一度目は薄く、全体に伸ばす。ムラは気にしない
  • 乾いたら二度目を塗り、コテの当て方で表情をつける
  • 完全に乾く前にテープを外すと、境目が切れやすい

塗る厚みとコテの当て方

  • 厚く塗るほど良くなるわけではない。厚みが出るとひび割れの原因になる
  • コテは寝かせ気味に当て、押しつけずに伸ばす
  • 一方向にそろえるか、不規則に動かすかで見え方が変わる
  • 端から中央へ、上から下へと順番を決めると塗り残しが減る
  • 途中で乾き始めたら、無理に直さず乾かしてから重ねる

塗れない壁、注意が必要な壁

  • 表面に凹凸のあるビニールクロスは、模様が出ることがある
  • 汚れや油分の多い台所の壁は、下地処理の手間が増える
  • 水がかかる場所や、結露で湿っている壁は向かない
  • 賃貸住宅は原状回復の対象になる。必ず事前に確認する
  • 古い建材を削る作業は、materialの種類が分からないまま行わない

塗った後の扱いと、手直しのしかた

塗り終わってからも、扱い方で見え方は変わります。乾く速さは季節と換気で差が出ます。

  • 完全に乾くまでは触らず、風を通しておく
  • 乾くと色が落ち着くことが多い。塗った直後の色で判断しない
  • 小さなひび割れは、同じ材料を薄く重ねて埋められる
  • 手で触る場所は粉が付くことがあるため、家具の配置を考える
  • 汚れは消しゴムや細かいやすりで軽く落とせる場合がある

よくある質問

Q. 一面だけ塗っても不自然になりませんか

一面だけ質感を変える仕上げはよく使われます。家具や床の色と近い色味を選ぶとなじみやすくなります。逆に四面すべてを塗ると部屋の印象が大きく変わるため、まず一面で試す進め方が無理がありません。

Q. 乾くまでどのくらいかかりますか

製品と厚み、季節、換気の状態で大きく変わります。表面が乾いても内部が乾いていないことがあるため、次の工程に進む時間は容器の表示に従ってください。急ぐと後でひびが出やすくなります。

Q. 余った材料は保存できますか

密閉して保存できる製品もありますが、期間や条件は製品ごとに決められています。表示を確認し、次に使うときは状態を見てから判断してください。固まったものは無理に使わない方が安全です。

Q. 電気のスイッチや窓枠のまわりはどう処理しますか

テープでしっかり囲い、はみ出しをその場で拭き取るのが基本です。細い部分は小さなヘラを使い、塗る量を少なくして進めます。配線に触れる作業は行わず、必要なら専門の業者に任せてください。

まとめ

  • 仕上がりを決めるのは養生と下地処理。作業時間の半分を準備に充てる
  • 一度目は薄く伸ばし、二度目で表情をつける二段構え
  • 厚塗りはひび割れのもと。賃貸では事前確認を忘れない
#漆喰 #DIY #壁 #内装 #下地処理 #模様替え
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