「窓が重い」「網戸が引っかかる」——これ、油をさせば直ると思われがちですが、原因によって対処がまったく違います。順番に切り分けましょう。
まず原因を切り分ける
網戸やサッシを少し持ち上げてみてください。
- 持ち上げると軽くなる → 戸車の高さ調整か摩耗が原因
- 持ち上げても重い → レールのゴミ詰まり or 戸車の固着
ケース1:レールの掃除
一番多いのがこれ。レールの溝に砂やホコリ、髪の毛が詰まっています。
1. 古い歯ブラシで溝をかき出す
2. 掃除機の細ノズルで吸う
3. 仕上げに乾拭き
そのうえで、シリコンスプレーを布に吹いてレールを薄く拭く。レールに直接ドバドバ吹くとホコリを呼んで逆効果なので注意。
ケース2:戸車の高さ調整
サッシの下端、左右に調整ネジ(プラスドライバーで回す穴)があります。
ネジを右に回すと戸車が下がって建具が持ち上がり、左で逆。左右のバランスを見ながら少しずつ。
建具が傾いて閉まり切らない時も、この調整で直ることが多いです。
ケース3:戸車そのものの交換
戸車を見てプラスチックが割れていたり、回らなくなっていたら交換時。
- ホームセンターやネットで同型の戸車を入手(1個300〜600円)
- メーカー名と型番、もしくは外して現物を持っていくのが確実
建具を持ち上げて手前に倒すと外せます。外す前にスマホで戸車の向きを撮っておくと、付け直しで迷いません。
まとめ
9割は掃除と調整で直ります。それでもダメなら戸車交換。CRC(潤滑油)を窓に使うとゴミを巻き込んで悪化するので、必ずシリコン系を使ってくださいね。

