スキル棚卸しが転職に有利な理由
履歴書を書く時だけ思い出す「スキル」では、実は市場価値は高まりません。日々の仕事の中で、自分がどんな問題を解いて、どんな成果を上げたのかを言語化できると、転職活動はぐんと有利になります。それだけでなく、社内での昇進や副業の営業資料にも使えます。
キャリアップを考える前に、自分が今何ができるのかを正確に把握する必要があります。市場価値を高める棚卸しのやり方。
履歴書を書く時だけ思い出す「スキル」では、実は市場価値は高まりません。日々の仕事の中で、自分がどんな問題を解いて、どんな成果を上げたのかを言語化できると、転職活動はぐんと有利になります。それだけでなく、社内での昇進や副業の営業資料にも使えます。
第1段階:経験の整理(30分)
これまでの職務経歴を時系列でリストアップ。営業3年、企画2年、マネジメント1年…という感じで。ここでは「事実」だけを書きます。
第2段階:成果の数字化(30分)
「営業で活躍した」ではなく、「営業で売上150%達成」「顧客満足度を92%まで向上」など、具体的な数字を入れます。数字がない場合は「〇人のチームをマネジメント」という形で具体化します。
第3段階:スキルの分類(20分)
その成果を支えた「スキル」は何か。営業力?分析力?人間関係構築力?マネジメント力?それを業界標準の言葉で分類します。
あなたのスキルが、どれだけ他の企業でも通用するか。それを図る簡単な式:
市場価値 = その企業にしか使えないスキル × 0.5 + 業界全体で通用するスキル × 1.0 + 業界を超えて使えるスキル × 1.5
つまり、営業経験は業界全体で評価されるが(×1.0)、特定企業の顧客管理システムの知識は、その企業を出たら価値が下がる(×0.5)。一方、チームマネジメント経験は、どの業界でも必要とされるから(×1.5)、市場価値が高い。
スキルの棚卸しで気づくのは、「見えない価値」の存在
あなたは「プレゼンが上手」だと思っているが、実は「相手のニーズを引き出す傾聴力」が最大の価値だったり。こうした自分では気づかない強みを発見するためにも、棚卸しは有効です。同僚や上司に「私の強みって何だと思う?」と聞いてみるのも良いでしょう。
棚卸ししたスキルリストは、職務経歴書に直結します。「3年の営業経験」ではなく「売上150%達成と顧客満足度92%を実現した営業スキル」と書く。採用企業に対し、あなたがどんな課題を解けるのかが即座に伝わります。