送料は1回数百円でも、積み上がると無視できない支出になります。送料無料ラインの正しい使い方、まとめ買いの組み方、配送方法や受け取り方の選び方など、今日から効く5つの工夫を整理しました。
通販の会計で見落としやすいのが送料です。商品が安く買えた気になっていても、1回ごとの送料が積み上がると、総額では割高になっていることがあります。
やることは難しくありません。買い方の順番と、受け取り方を少し変えるだけです。
この記事でわかること
- 送料で損しやすい買い方のパターン
- 送料無料ラインの正しい使い方
- まとめ買いと配送方法の選び方
- 会員特典や受け取り方で差を付ける方法
送料は「商品代と送料の合計」で比べる
比較のときに商品代だけを見ていると判断を誤ります。同じ商品でも、店によって送料の設定はまったく違います。
- 全国一律の店、地域ごとに変わる店がある
- 大きさや重さで決まる店がある
- 一定額以上で無料になる条件を設けている店が多い
- 店舗受け取りや置き配の指定で条件が変わることもある
送料の条件は店ごと、時期ごとに変わります。買う直前に、その店のページで確認するのが前提です。
工夫1 無料ラインの手前で無理に足さない
あと少しで無料になるとき、無理に商品を足すのは本末転倒です。判断の基準を決めておきます。
- 足す候補は「近いうちに必ず使う日用品」に限る
- 迷ったら足さない。送料を払ったほうが安く済む場合もある
- 買い物かごの中身を変えて、必要な追加額と送料を見比べる
工夫2 買い物の回数を減らす
送料は回数に比例します。1回にまとめるほど有利です。
- 思いついたらすぐ注文せず、ほしいものリストにためる
- 週に1回、まとめて注文する日を決める
- 消耗品は在庫が切れる前にリストへ入れておく
- 家族の注文を1つにまとめる
工夫3 配送方法と日時を選ぶ
選択肢がある店では、選び方で差が出ます。
- 急がない買い物は、通常配送や日時指定なしを選ぶ
- 小さくて軽いものは、ポスト投函の方法が安いことがある
- 店舗受け取りに対応しているなら、送料が不要になる場合がある
- 再配達は誰の得にもならない。受け取れる日時を指定する
工夫4 会員特典とクーポンを取りこぼさない
大手の通販には、会員向けの送料特典が用意されていることがあります。有料会員の場合は、年間の利用回数で損得が変わります。
- 自分の注文回数を振り返り、有料会員の元が取れるか確認する
- 送料無料クーポンが配られる時期(セールの前後など)を覚えておく
- 同じ店で買い続けるなら、ポイント還元も含めて総額で見る
工夫5 重いもの・かさばるものは扱いを分ける
水、飲料、米、洗剤、家具などは送料が跳ねやすい品目です。
- 近所の店で買える重量物は、通販にこだわらない
- 通販で買うなら、送料条件の良い店や定期購入を検討する
- 大型品は、設置や梱包材の引き取りが料金に含まれるか確認する
送料無料が「安い」とは限らない
送料無料をうたう店では、商品代に配送費が織り込まれている場合があります。表示だけで飛びつかず、必ず総額で比べてください。
- 同じ商品を2〜3店で総額比較する
- 返品時の送料が誰の負担になるか、規約を見る
- 定期購入は、解約条件と次回発送日をあらかじめ確認する
よくある質問
Q. 分けて注文したほうが安くなることはありますか
あります。大きさや重さで送料が決まる店では、まとめると上位の区分に上がる場合があります。かごの中身を変えて、表示される送料を見比べてください。
Q. 送料を抑えるために不要な物を買うのは損ですか
使わない物を買えば、送料を節約しても支出は増えます。迷ったら、その商品を送料無料と関係なく買うかどうかで決めてください。
Q. 返品や交換のときの送料はどうなりますか
店の規約と理由によって異なります。不良品は店側負担、自己都合は購入者負担とする店が多いとされていますが、必ず注文前に確認してください。
まとめ
送料対策の柱は、回数を減らす・総額で比べる・受け取りを一度で済ませる、の3つです。特典やクーポンは上乗せの工夫であり、土台はこの3つにあります。