ケアマネは「介護の伴走者」

要介護認定が下りると、ケアプランを作るケアマネジャー(介護支援専門員)が関わってきます。サービスの調整役であり、困ったときの相談窓口でもある、いわば伴走者です。

私が最初に勘違いしていたのは「お役所が決めた担当だから変えられない」という思い込み。実際は、相性が合わなければ事業所に相談して変更できます。これは知っておいて損のない事実です。

相性を見極める3つの視点

  • こちらの希望を聞いてくれるか:本人や家族の「こう暮らしたい」を尊重してくれる人か。サービスを一方的に押し付けてこないか。
  • 連絡のレスポンス:急変時に連絡がつくか、折り返しが早いか。介護は待ったなしの場面があります。
  • 説明のわかりやすさ:専門用語を噛み砕いて話してくれるか。聞き返しても嫌な顔をしないか。

この3つが合っていると、毎月の面談がぐっと楽になります。

丸投げも遠慮もしない

プロだからと全部おまかせにすると、家族の本音が伝わらずズレが生じます。逆に細かく指示しすぎても、相手の専門性が活きません。

おすすめは「事実と困りごとを具体的に伝える」スタンスです。

  • 「最近、夜中に起きる回数が増えた」
  • 「デイサービスを嫌がるようになった」
  • 「家族の負担が限界に近い」

感情をぶつけるより、起きている事実を淡々と共有するほうが、ケアマネは次の一手を考えやすくなります。

月一の面談を活かす

ケアマネは定期的に訪問してくれます(モニタリング)。この機会を「報告会」で終わらせず、小さな違和感も口に出すのがコツ。「たいしたことないかも」と思うことほど、後で大きな問題の芽だったりします。

そして、よくやってくれたときは素直に「助かりました」と伝える。人と人の関係ですから、感謝の一言が次の動きを軽くしてくれます。介護は長丁場。気持ちよく協力し合える関係を、最初の数か月で育てておきたいですね。