おむつ選びで尊厳と快適を両立
介護用おむつは、機能性も種類も豊富です。失禁の程度によって、尿とりパッド、パンツ型おむつ、テープ式おむつの3タイプがあります。完全な失禁がない場合は、尿とりパッドと布パンツの組み合わせが、本人の尊厳維持と経済的負担軽減の両面で優れています。また、通気性や吸収性、肌への優しさなど、複数ブランドを試して、親の身体に合ったものを選ぶことが大切です。おむつ代は想外の出費になるため、介護医療控除の対象になることも確認しておきましょう。
おむつ、杖、ベッド…介護用品は種類が多く、選ぶのに困ります。親の要介護度と生活環境に合わせた用品選びのポイントを実例で解説。
介護用おむつは、機能性も種類も豊富です。失禁の程度によって、尿とりパッド、パンツ型おむつ、テープ式おむつの3タイプがあります。完全な失禁がない場合は、尿とりパッドと布パンツの組み合わせが、本人の尊厳維持と経済的負担軽減の両面で優れています。また、通気性や吸収性、肌への優しさなど、複数ブランドを試して、親の身体に合ったものを選ぶことが大切です。おむつ代は想外の出費になるため、介護医療控除の対象になることも確認しておきましょう。
杖、歩行器、車椅子、トランスファーボード(移乗補助具)など、親の移動能力に合わせた用具選びは、親の転倒予防と介護者の腰痛予防の両面で重要です。プロの理学療法士に相談し、親の歩行能力を評価してもらった上で、最適な用具を選ぶことをお勧めします。また、これらの福祉用具の多くはレンタルできるため、入手前にレンタルで試用してから購入することで、無駄を減らせます。
在宅介護では、床からの起き上がりが難しい親にとって、ベッドは生活の質に大きく影響します。電動ベッドは、背もたれの角度調整と高さ調整が容易で、介護者の腰への負担も少なくなります。また、マットレスは、床ずれ予防のための高機能商品から、標準的なものまで様々あります。親の体重、皮膚の状態、長時間の臥床の有無など、親の状況に合わせたマットレスを選ぶことが重要です。
浴槽への出入りが難しくなった親には、浴槽用手すり、浴槽用滑り止めマット、シャワーベンチ、浴室用滑り止めマットなど、複数の補助具の組み合わせで、安全な入浴を実現できます。介護保険の対象になる福祉用具(手すりなど)と、対象外の日用品(滑り止めマットなど)を組み合わせることで、費用効率を上げることができます。
介護用品の中には、実際に使ってみないと合う・合わないが判断できないものが多くあります。福祉用具のレンタルサービスを活用し、試用してから購入することで、買い物の失敗を防げます。また、介護用品を購入した後も、販売店や福祉用具事業者に相談して、使用方法の説明を受けたり、調整してもらったりすることで、用品の効果を最大化できます。