債券の基本仕組み
債券とは、企業や政府が資金を調達するために発行する借用証書です。投資家は債券を購入すると、定期的な利息(クーポン)と満期時の元本を受け取ります。
株式のように企業業績に左右されず、比較的安定した利息収入が得られるのが特徴です。
債券は株式よりも低リスクで、ポートフォリオの安定性を高める重要な資産クラスです。その仕組みと選び方を初心者向けに解説します。
債券とは、企業や政府が資金を調達するために発行する借用証書です。投資家は債券を購入すると、定期的な利息(クーポン)と満期時の元本を受け取ります。
株式のように企業業績に左右されず、比較的安定した利息収入が得られるのが特徴です。
政府が発行する国債は、国の信用力に基づいているため、最も安全な債券です。一方、企業が発行する社債は、国債より高い利回りが得られる代わり、企業の経営悪化時は価値が下がります。
初心者は、国債や大手企業の社債から始めるのが無難です。
利回りが高い債券は、発行体の経営が不安定で、デフォルト(債務不履行)リスクが高い傾向があります。「高い利回り=高いリスク」という関係を理解することが大切です。
安全性を重視するなら、利回りは低めになることを受け入れましょう。
日本国債の利回りは現在1~2%程度と低いですが、デフォルトリスクはほぼゼロです。
既に発行された債券は、新たに発行される債券の利回りが上がると、相対的に価値が下がります。例えば、1%の利回りで購入した債券が、新規発行で2%になると、古い債券の価格は下落します。
ただし、満期まで保有すれば、元本は返ってくるため、短期の価格変動は気にする必要がありません。
株式70%、債券30%というような配分をする場合、債券はクッション機能を果たします。株式が暴落している時でも、債券が安定していれば、全体の下げ幅が限定されます。
特に、経済危機時は株価が下がると同時に、安全資産である債券価格が上がることが多いです。
個別債券を購入するより、複数の債券を集めた債券ファンドへの投資が、初心者には推奨されます。手数料も低く、分散効果も高いからです。
「国内債券ファンド」と「先進国債券ファンド」を組み合わせることで、さらにリスク分散が高まります。
債券の価値は、満期までの期間に左右されます。満期が短いほど、金利変動の影響が小さいため、金利上昇局面では満期の短い債券を選ぶのが有効です。