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洗濯機の寿命を延ばす実践的メンテナンス法

2015-06-11 公開 📖 約5分で読めます 👀 16

洗ったタオルがにおう原因は、洗い方より洗濯機の内部にあります。汚れがたまる四か所、月一回の槽洗浄の進め方、縦型とドラム式で違う注意点、年単位で見る部品まで、長く使うための手入れの型をまとめました。

📋 目次(タップで開閉)
  1. この記事でわかること
  2. こんな人に向いています
  3. においのもとは四か所に集まる
  4. 槽洗浄は「専用の運転」を使う
  5. フィルターとパッキンは「短く、こまめに」
  6. 縦型とドラム式で気をつける点が違う
  7. 洗剤の量と使い方でここまで変わる
  8. 年単位で見ておく部品と使い方
  9. よくある質問
  10. まとめ

洗ったばかりのタオルを顔に当てた瞬間、生乾きのようなにおいがした。洗剤を替えても、すすぎを増やしても消えない。このとき原因は洗い方ではなく、洗濯機の内部に残った汚れにあることが多いとされています。洗濯機は汚れを落とす道具である一方、汚れがたまる場所でもあります。

この記事でわかること

  • においの発生源になりやすい部位
  • 月に一度の槽洗浄の進め方と、頻度の考え方
  • 縦型とドラム式で変わる手入れの重点
  • 長く使うために年単位で見ておく部品

前提として、洗濯機の内部では洗剤のかす、皮脂、繊維くずが混ざって残ります。そこに湿気と適度な温度が加わると、においのもとになる菌やカビが増えやすい環境になるとされています。つまり手入れの目的は、汚れをためないことと、使わない時間に乾かすことの二つです。

こんな人に向いています

  • 洗濯物のにおいが取れず、原因が分からない人
  • 黒いかけらが洗濯物に付くようになった人
  • 引っ越しや買い替えを機に、正しい手入れを覚えたい人
  • 十年以上使い続けたいと考えている人

においのもとは四か所に集まる

やみくもに掃除する前に、汚れのたまる場所を押さえます。手を入れる順番が決まると作業が短くなります。

  • 洗濯槽の外側(見えない裏側):洗剤かすと皮脂がたまる
  • 糸くずフィルターや乾燥フィルター:ためると風の通りが悪くなる
  • ゴムのパッキンと扉のふち:水が残りやすく、黒い点が出やすい
  • 洗剤の投入口:溶け残りが固まり、次の洗濯で流れ出す

槽洗浄は「専用の運転」を使う

多くの機種には槽洗浄のコースが用意されています。通常の洗濯コースで洗浄剤を入れるより、水位や時間が合っているため効率がよいとされています。

  • 洗濯物を入れずに行う
  • 洗浄剤は、取扱説明書で指定された種類を選ぶ
  • 塩素系と酸素系は性質が違う。混ぜて使わない
  • 終わったあとに黒いかけらが残る場合は、続けてもう一度流す
  • 頻度は月に一度が目安。使用回数が多い家庭は間隔を詰める

フィルターとパッキンは「短く、こまめに」

槽洗浄は月に一度でも、フィルターとパッキンは頻度の方が効きます。一回の作業を短くするのがこつです。

  • 糸くずフィルターは洗濯のたび、または数回ごとに取り出して捨てる
  • 乾燥機能があるなら、乾燥フィルターのほこりは毎回取る
  • パッキンのふちは、使い終わりに乾いた布でひと拭き
  • 黒い点が出たら、歯ブラシなどで早めに落とす
  • 洗剤の投入口は外せる機種が多い。月に一度水洗いする

縦型とドラム式で気をつける点が違う

  • 縦型:糸くずの量が多くなりやすい。槽の裏側の汚れが出やすい
  • ドラム式:扉のパッキンと乾燥の通り道が要注意。ほこりがたまると乾きが悪くなる
  • ドラム式は水量が少ないため、洗剤の入れすぎが残りやすいとされています
  • 縦型は使用後にふたを開けておくだけでも乾きが進む
  • どちらも、機種ごとに使える洗浄剤が決まっている

洗剤の量と使い方でここまで変わる

  • 表示された量を守る。多く入れても落ち方は上がらないとされています
  • 水量に対して洗剤が多いと、すすぎ切れずに残る
  • 柔軟剤の入れすぎは、においのもとと吸水性の低下につながる
  • 洗濯物を詰め込みすぎると、水も洗剤も回らない
  • 洗い終わったら放置せず、早めに干す

年単位で見ておく部品と使い方

日々の手入れとは別に、年単位で確認する部分があります。ここを放置すると、水もれや故障につながることがあります。

  • 給水ホースの接続部:ひび、ふくらみ、にじみがないか
  • 排水ホースと排水口:糸くずがたまると流れが悪くなる
  • 本体の水平:がたつきや大きな振動は、設置の見直しが必要
  • 使わない時間はふたや扉を開け、内部を乾かす
  • 風呂の残り湯を使う場合は、フィルターの汚れ方が変わる

作業の前には必ず電源を切り、水栓を閉めてください。分解が必要な部分や、水もれが起きている場合は、自分で直そうとせずメーカーや販売店に連絡する方が安全です。

よくある質問

Q. 槽洗浄は塩素系と酸素系のどちらがよいですか

性質が違うため、目的で選びます。塩素系はにおいや菌への対処に向き、酸素系は付着した汚れをはがす働きが期待されるとされています。ただし機種によって使えないものがあるため、取扱説明書の指定を優先してください。併用や連続使用は避けます。

Q. 洗濯物に黒いかけらが付きました。どうすればよいですか

槽の裏側の汚れがはがれて出てきた状態と考えられます。洗濯物を入れずに槽洗浄をもう一度行い、糸くずフィルターに集まったものを取り除きます。何度洗っても出続ける場合は、内部の清掃をメーカーに相談する選択もあります。

Q. 風呂の残り湯を使ってもよいですか

使える機種もありますが、皮脂や湯あかが持ち込まれるため、汚れのたまり方は早くなるとされています。使う場合は、すすぎは水道水にする、槽洗浄の間隔を詰めるといった調整をおすすめします。

Q. どのくらい使えるものですか

使用状況で大きく変わります。手入れを続ければ長く使えますが、異音、水もれ、エラー表示が続く場合は修理か買い替えの判断が必要です。部品の保有期間にも限りがあるため、購入した時期を記録しておくと相談が早く進みます。

まとめ

  • においのもとは槽の裏側・フィルター・パッキン・投入口に集まる
  • 槽洗浄は月に一度、フィルターとパッキンはこまめに短く
  • 洗剤は表示量を守り、使わない時間は開けて乾かす
#洗濯機 #メンテナンス #槽洗浄 #カビ #におい対策 #家電の手入れ
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