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停電・断水時に家族を守る暮らしの備え|3日分の備蓄チェックリスト

2020-05-11 公開 📖 約4分で読めます 👀 19

停電と断水で先に行き詰まるのは食料ではなく水まわりです。困る順に並べ替えた備蓄の優先順位、入れ替えを続ける仕組み、家族構成ごとに足す品をまとめました。

📋 目次(タップで開閉)
  1. この記事でわかること
  2. こんな人に向いています
  3. 困る順に並べ替える
  4. 排せつと衛生を最優先に
  5. 水は用途ごとに分けて考える
  6. 食事は手を加えずに食べられるものから
  7. 明かり・情報・電源
  8. 入れ替えを続ける仕組み
  9. 家族構成で足す物
  10. よくある質問
  11. まとめ

停電と断水が重なると、先に困るのは食料より水まわりです。トイレが流せない、手が洗えない、湯がわかせない。備蓄の話になると食品が主役になりますが、実際に生活を止めるのは別のところにあります。

3日分という目安でそろえるなら、順番を間違えないことが肝心です。ここでは、困る順に並べ替えた備えの組み方を紹介します。

この記事でわかること

  • 停電・断水で最初に行き詰まる場所
  • 困る順に並べた備蓄の優先順位
  • 入れ替えを続けられる仕組みの作り方
  • 家族構成に合わせて足すべき品

こんな人に向いています

  • 備蓄を始めたいが何から買うか分からない
  • 買ったまま期限切れにしてしまう
  • 集合住宅で保管場所が限られている
  • 小さな子どもや高齢の家族がいる

困る順に並べ替える

品物を増やす前に、生活が止まったとき何が先に来るかを押さえます。おおむね次の順で響きます。

  • 排せつができない:我慢できず、衛生も悪化する
  • 水が使えない:飲用だけでなく、手洗いや調理にも効く
  • 加熱ができない:温かい物が取れず、体力と気力が落ちる
  • 明かりと情報がない:夜に動けず、状況が分からない
  • 冷蔵していた食品が傷む:数日で処分が必要になる

食品の量を増やすより、上の二つを先に埋めたほうが生活は保てます。

排せつと衛生を最優先に

使う回数は、家族の人数と日数の掛け算になります。人数が多い家庭では、思ったより必要数が増えます。

  • 便器に取り付けて使う処理用の袋と、固める材料をまとめて備える
  • 使用後の袋を入れる、口が閉まる大きめの袋も用意する
  • 手指をふく用品や、水のいらない洗浄剤を合わせて置く
  • 消臭できる種類を選ぶ。においは家族の負担に直結する

必要数は、一人が一日に使う回数を書き出して数えると決めやすくなります。

水は用途ごとに分けて考える

飲む水と、流す・洗う水は分けて準備します。全部を飲用の品質でそろえるのは現実的ではありません。

  • 飲用と調理用:封をしたままの容器で保管し、置き場所を分散させる
  • 生活用水:浴槽に水をためる習慣をつける。ふたをして使う
  • 運ぶ手段:折りたためる容器を用意し、持てる重さに分ける
  • 乳児や高齢の家族がいる場合は、必要な量と形を別枠で考える

給水は、配られる場所まで取りに行く形になることが多いとされます。運ぶ道具がないと、水があっても持ち帰れません。

食事は手を加えずに食べられるものから

加熱できない前提の食品を軸にします。そのうえで熱源を足すと、満足度が上がります。

  • そのまま食べられる主食と、味のはっきりしたおかず
  • 水だけで戻せるもの、常温で日持ちするもの
  • 食べ慣れた味を入れる。非常時に初めての味は進みにくい
  • 携帯用の加熱器具を使うなら、換気と置き場所に注意する
  • 使い捨ての食器や、皿に包材をかぶせる工夫で洗い物を減らす

明かり・情報・電源

  • 明かりは人数分。手に持つ物と、置いて周囲を照らす物を分ける
  • 乾電池は、使う機器のサイズをそろえておく
  • 電池式や手回しの受信機で、音の情報を取れるようにする
  • 携帯端末の充電手段を、容量を分けて複数持つ

入れ替えを続ける仕組み

備蓄が切れる原因は、ほぼ「忘れること」です。しまい込まない形にすると続きます。

  • 普段使う棚に混ぜ、使ったら買い足す
  • 箱の表に中身と期限を大きく書く
  • 季節の変わり目に点検する日を決める
  • 点検は家族の誰かと一緒に行い、置き場所を共有する

家族構成で足す物

  • 乳幼児:おむつ、おしりふき、授乳に必要な物、着替え
  • 高齢の家族:常用している薬の控え、口腔の手入れ用品、やわらかい食品
  • 持病のある人:普段の処方内容を書いた控え
  • ペット:食べ物、水、排せつ用品、連れて動くための道具

薬や医療的な備えは、自己判断で量を調整せず、かかりつけの医療機関や薬局に相談してください。災害時の対応は、最終的に医師や自治体の窓口など専門家・公的機関の指示に従うのが確実です。

よくある質問

Q. 何日分そろえればよいですか

3日分から始め、余裕があれば1週間分へ広げる考え方が広く紹介されています。地域の事情によって目安は異なるため、自治体の案内も確認してください。

Q. 保管場所がありません

分散させるのが現実的です。押し入れ、玄関の収納、車の中など、少量ずつ置けば一か所の破損で全部を失わずに済みます。

Q. 冷蔵庫の中身はどうすれば

停電したら扉の開閉を減らし、傷みやすいものから食べます。においや見た目に不安があるものは、無理に食べないでください。

Q. 浴槽の水はためたままで安全ですか

生活用水としては役立ちますが、小さな子どもがいる家庭では転落の危険があります。ふたをし、浴室の戸を閉めておく運用にしてください。

まとめ

  • 備えは食料より先に、排せつと水から埋める
  • 水は飲用と生活用を分け、運ぶ道具まで含めて準備する
  • 普段使う棚に混ぜて入れ替え、家族構成に応じた品を足す
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