複利とは何か
複利とは、利子がさらに利子を生む現象です。毎年の運用成績が元本に加算され、翌年はその増えた額に対して利息がつきます。初年度1万円の利益が、2年目には1万1000円になり、3年目には1万2100円になるという具合に、加速度的に増えていくのです。
同じ利回りでも投資期間が長いほど複利効果は劇的に増します。20年と30年でいくら差が出るか実例で解説。
複利とは、利子がさらに利子を生む現象です。毎年の運用成績が元本に加算され、翌年はその増えた額に対して利息がつきます。初年度1万円の利益が、2年目には1万1000円になり、3年目には1万2100円になるという具合に、加速度的に増えていくのです。
年5%の利回りで10年投資した場合、1000万円は約1629万円になります。同じ利回りで20年投資すると、2653万円。30年なら4322万円です。期間が倍になると、終了額は単に倍ではなく、格段に大きくなるのが複利の特徴です。
30歳から投資を始める場合と40歳から始める場合で、60歳までの運用成績を比べると、10年の差は非常に大きいです。同じ利回り3%でも、早いスタートの方が150万円以上多く増えることもあります。
複利の効果を最大限に活かすには、売買を控え、淡々と積み立てることが鉄則です。急な相場変動に惑わされず、「今は安く買える時期」と考えることが大切。また、配当や分配金を受け取ったら、すぐに再投資に回すことで複利効果がさらに高まります。
複利は時間をかけることで初めて威力を発揮します。今日から始める投資が、20年後にいくら増えているか想像すれば、行動の優先順位は変わるでしょう。