非常持ち出し袋を作る:地震や災害時に必要な最小限の物
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非常持ち出し袋を作る:地震や災害時に必要な最小限の物

2023-06-11 公開 👀 10

地震や水害に備える非常持ち出し袋(避難袋)の中身。何を、どのくらい用意するか、実用的なリストと点検のコツ。

非常持ち出し袋とは

非常持ち出し袋は、災害時に家から逃げる際、手に持って持ち出す最小限の物資をまとめたバッグです。火災や地震で動ける時間は数分から数十分。事前に準備しておかないと、その場で何を持つか判断できません。

「これさえあれば助かる」という優先順位をつけた持ち出し袋を、玄関や寝室の手の届く場所に置いておくことが重要です。

袋の選択と容量

素材

  • リュックサック:両手が自由になり、階段や狭い道を通り抜けやすい。20~30L程度が目安。
  • ボストンバッグ:片手に持て、出し入れがしやすい。ただし階段では片手がふさがる。

どちらか1つなら、リュックがおすすめ。避難所では両手が必要になる場面が多いため。

最優先の持ち出し物

1位:身分証と現金

  • 運転免許証またはマイナンバーカード
  • 銀行通帳(再発行用)、印鑑
  • 現金(万円札2~3枚、千円札数枚、小銭):ATMが使えない可能性

これらは防水ポーチに入れ、バッグの最上部に。

2位:飲料水

  • 1~2L:3日間分を家庭備蓄で準備
  • 持ち出し袋には500mLのペットボトル1本程度(軽さ重視)

3位:非常食

  • カロリーメイト、クッキー、チョコレート:そのまま食べられる
  • アルファ米(水や湯で戻す):軽く、1食分が小さい
  • 量:1~2食分(避難所到着後の給食を想定)

4位:医薬品・衛生用品

  • 常用薬(高血圧・糖尿病・喘息の薬)、処方箋のコピー
  • 絆創膏、ガーゼ、テープ、消毒液
  • 風邪薬、胃薬、止瀉薬
  • マスク(10枚)、トイレットペーパー(折りたたみ)

第2優先の持ち物

懐中電灯:手動充電式(電池不要)が最適。小型で軽い。

ラジオ:手動発電式+AM/FM対応。最新の災害情報を得るため。

通信手段

  • 携帯電話(充電ケーブル)
  • 笛(倒壊した建物から救助を呼ぶため)

着替え・タオル

  • 厚手の靴下1~2足
  • 下着上下1セット
  • フェイスタオル1枚(かさばらない)

防寒

  • 軽いダウンジャケットまたは毛布(冬期)
  • 夏でも避難所は冷房で冷えるため、羽織る物あると安心

個人別の追加物

高齢者

  • 老眼鏡(複数枚)
  • 補聴器の予備電池
  • かかりつけ医の連絡先、持病の記録

妊婦・乳幼児

  • 母子手帳、妊娠健診記録
  • おむつ(数枚)、ミルク(人工栄養児)
  • お菓子やおもちゃ(落ち着かせるため)

ペット同行

  • ペットフード、水(3日分)
  • リード、キャリーケース
  • 予防接種証、マイクロチップ登録証

持ち出し袋の点検

点検タイミング

  • 年2回(春と秋の昼間)
  • 衣替え時に内容物を入れ替える
  • 賞味期限が近づいた食品や医薬品は入れ替え

点検リスト

  • ` 現金の有無(子どもが触っていないか)`
  • 飲料水の漏れ
  • 医薬品の期限
  • 懐中電灯の電池残量(手動式は動作確認)
  • 衣類の季節適合性

自宅備蓄との使い分け

持ち出し袋:避難時に持って逃げる最小限。軽さ優先。

自宅備蓄:寝室の下や玄関スペースに、飲料水3L、非常食3日分、懐中電灯、ラジオなど。在宅避難時や、避難所への移動が遅れた場合に活用。

完璧な持ち出し袋を作るより、「すぐに持ち出せる状態」を維持することが大事。玄関に置き、月1回は目にして、その必要性を思い出す習慣が重要です。

よくある失敗

重すぎる:15kg以上になると、小柄な人は持ち運べません。最大10kg程度に。

食品が増えすぎ:非常食は避難所到着までのつなぎ。1~2食分で十分。

家族分を1つに:複数人の分を1袋に詰めると重くなり、かつ全員が逃げられません。各自が持ちやすいリュック1つずつが正解。

まとめ

非常持ち出し袋は、「あると安心」という心理的効果も大きいです。準備する過程で、家族で災害への向き合い方を話し合う機会もできます。年2回の点検を習慣化し、いざという時に素早く持ち出せる体制を整えることが、家族を守る第一歩になります。

#非常持ち出し袋 #災害対策 #地震 #防災 #備蓄
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