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非常持ち出し袋を作る:地震や災害時に必要な最小限の物

2023-06-11 公開 📖 約4分で読めます 👀 28

夜中に避難が必要になったとき、玄関で迷わないための非常持ち出し袋。詰め込みすぎない重さの決め方、代わりが効かない物の優先順位、家族ごとの追加品と点検のコツをまとめました。

📋 目次(タップで開閉)
  1. この記事でわかること
  2. こんな人に向いています
  3. 持ち出し袋と家の備蓄は役割が違う
  4. 最初に決めるのは中身ではなく重さ
  5. 優先順位は「代わりが効かない物」から
  6. 家族ごとに足す物
  7. 入れがちだが見直したい物
  8. 置き場所と点検のしかた
  9. よくある質問
  10. まとめ

地震のあと、夜中に避難を促す放送が流れた。そのとき玄関で何を持つか迷い、結局手ぶらで出てしまった。そんな話は決して珍しくありません。判断に使える時間は短く、辺りは暗く、足元も不安定です。

非常持ち出し袋は、その場の判断を前もって済ませておくための道具です。大切なのは中身を増やすことではなく、背負って歩ける重さに収めること。詰め込みすぎた袋は、いざというときに置いていくことになります。

この記事でわかること

  • 持ち出し袋と家の備蓄の役割の違い
  • 重さの上限の決め方と、優先順位の考え方
  • 家族構成に応じて足す物、外してよい物
  • 中身を劣化させないための点検のしかた

こんな人に向いています

  • 何を入れるべきか分からず、準備が止まっている人
  • 以前作った袋を何年も開けていない人
  • 小さな子どもや高齢の家族と暮らしている人
  • 集合住宅で、階段を使って避難する可能性がある人

持ち出し袋と家の備蓄は役割が違う

二つを混ぜて考えると、袋は必ず重くなります。目的を分けて整理します。

  • 持ち出し袋は、家を離れて移動する間を支える物
  • 家の備蓄は、家に留まって過ごすための物
  • 移動の見込みが短いなら、袋はさらに軽くできる
  • 車を使える場合は、車内に置く分を別に考える

最初に決めるのは中身ではなく重さ

背負って階段を下り、暗い道を歩ける重さに収めるのが原則です。無理のない目安は、自分の体重の一割前後までとよく言われます。

  • 実際に詰めたら、背負って家の階段を上下してみる
  • 両手が空くリュックを選び、肩ひもの幅が広い物にする
  • 雨を想定し、中身は袋で小分けして防水する
  • 家族それぞれが自分の袋を背負えるよう分散する
重さの確認は年に一度でも十分です。持てない袋は、持ち出せない袋と同じ意味になります。

優先順位は「代わりが効かない物」から

避難先で配られる可能性がある物より、自分にしか用意できない物を先に入れます。

  • 常用している薬と、処方の内容が分かる控え
  • 眼鏡や補聴器の予備、入れ歯の洗浄用品
  • 身分を証明できる物の写しと、少額の現金
  • 携帯電話の充電手段と、家族の連絡先を書いた紙
  • 明かりになる物と、手が自由になる形の照明
  • 体温を保つ物、雨をしのぐ物、履き慣れた靴

電池や通信が使えない前提に立つと、紙に書いた連絡先の価値が上がります。

家族ごとに足す物

  • 乳幼児がいる場合は、おむつ、普段使っている食べ物、着替え、お気に入りの小物
  • 高齢の家族には、歩行の補助具や、服薬の記録
  • 女性は、生理用品と着替え、人目を遮れる大判の布
  • 持病がある人は、かかりつけの医療機関が分かる物

入れがちだが見直したい物

  • 大量の飲料水。重さの大半を占めるため、持てる分だけにする
  • 缶詰など重い食料。移動用には軽く、加熱不要の物に替える
  • 使い方を知らない道具。練習していない物は現場で使えない
  • 季節外れの衣類。衣替えのときに入れ替える

置き場所と点検のしかた

袋の性能は、置き場所で決まります。奥にしまい込むと、取り出す時間が足りません。

  • 玄関や寝室など、手が届く場所に置く
  • 寝ている間の被災を想定し、枕元に靴と明かりを置く
  • 点検は季節の変わり目か、時計を調整する時期に合わせる
  • 点検では、食品の期限、電池、衣類の寸法、薬の残りを見る

子どもの成長で衣類や靴の寸法は変わります。点検は中身を足す作業ではなく、合わなくなった物を外す作業だと考えると、袋が重くなりません。

よくある質問

**Q. 市販のセットを買えば済みますか

**

出発点としては役立ちます。ただし、薬や眼鏡、家族の連絡先など、本人にしか用意できない物は含まれません。買ったあとに自分用の物を足し、使わない物を外す作業は必要です。

Q. 家族の分をまとめて一つの袋にしてよいですか

一つにまとめると重くなり、別々に避難した場合に全員が困ります。背負える人はそれぞれ自分の袋を持ち、共通で使う物だけを分担する形が現実的です。

Q. 避難所に行かない場合も必要ですか

必要です。自宅で過ごす判断をしても、断水や停電で一時的に移動することはあります。また、袋の中身は在宅避難の初期にもそのまま役立ちます。

Q. 貴重品はどこまで入れますか

現物よりも、再発行の手がかりになる写しを優先する考え方が安全です。持ち出す物は防水して袋の上部に置き、暗い中でも手探りで取り出せる位置を決めておきます。

まとめ

  • 中身を考える前に、背負って歩ける重さの上限を決める
  • 配られる可能性がある物より、自分にしか用意できない物を先に入れる
  • 点検は足す作業ではなく、合わなくなった物を外す作業として行う
#防災 #非常持ち出し袋 #避難 #地震対策 #水害 #備え
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