防災用に非常食を買ったはいいけれど、気づけば賞味期限切れ。これ、本当によくある話です。原因は「非常時専用の特別な食料」として保管してしまうから。発想を変えましょう。
ローリングストックとは何か
普段から食べている保存の効く食品を少し多めに買い置きし、古いものから消費して、減った分を買い足す。この循環を回すだけ。専用の防災食を買わなくても、いつもの食卓の延長で備蓄ができます。
- 食べ慣れたものなので、非常時もストレスが少ない
- 賞味期限切れで捨てる無駄がなくなる
- 特別な出費が要らない
何をどれだけ備えるか
目安は最低3日分、できれば1週間分。家族の人数×日数で考えます。
- 主食:無洗米、パックご飯、乾麺、シリアル
- たんぱく質:サバ缶、ツナ缶、レトルトカレー、大豆製品
- 汁物・味付け:インスタント味噌汁、フリーズドライスープ
- 副菜:野菜ジュース、ドライフルーツ、ナッツ
- 甘いもの:チョコ、ようかん(意外と重要、心が落ち着く)
水を忘れない
見落としがちなのが水。飲料用として1人1日3リットルを目安にします。4人家族の3日分なら36リットル。かなりの量です。料理にも使うので多めに。
回し方のコツ
- 収納は「奥に新しい、手前に古い」を徹底
- 月に一度「備蓄を食べる日」を決めると消費が滞らない
- 買い物のたびに1〜2品、補充する習慣をつける
カセットコンロも備えておく
ライフラインが止まると調理ができません。カセットコンロとボンベがあれば、お湯を沸かすだけで食べられる選択肢が一気に広がります。ボンベは1本で約1時間が目安。食料と熱源はセットで考えるのが現実的です。
身構えず、いつもの買い物にひとつ足す。この小さな習慣が、いざというときの安心につながります。
